散水調査☆
2024年2月6日
今回は雨漏り修繕で欠かせない散水調査についてお伝えします!
散水調査とは
雨漏りの侵入口と考えられる箇所に水をかけることで雨水を再現し雨漏りの原因を突き止める方法です。
ヒアリング後、室内の漏水個所を確認します。
そのうえで想定できる侵入箇所の仮説を立てて、セグメント(区分)します。
サッシ廻り・外壁の目地・防水シート・雨押さえ板金・笠木・ドレン廻り・・・
そのため、散水調査には知識や技術はもちろん、経験がとても重要になってきます。
必要なのはシャワーホースと水、そして作業員が最低2名。
作業員に関しては、水をかける人、水漏れを確認する人がいるからです。
ここで散水調査の注意点です!
必ずセグメントの中で下に位置する場所から散水することです!!
セグメントの上部から散水してしまうと、水は下に流れてどっちが原因か分からなくなってしまいます。
大鉄則ですね!!
では散水開始!
ただ水をかけるのではなく、
水の向き・水の強さ・水をかける時間、様々な状況を想定して行います。
そしてこの作業、実に根気がいります。
ひとつのセグメントに対して最低10分以上はホースで水をかけて作業を繰り返していきます。
水をかけたらすぐ漏水するわけではありません。
内部の構造物を通過し出てくるので時間差があります。
調査が完了するまでは半日~1日はかかります。
侵入口の判明。
侵入口特定後の流れ
乾燥後応急処置を施し、どのような施工が適切か防水工事の見積をいたします。
調査を行いお客様がご納得されたうえで工事になりますので、どうぞご安心ください。
最後に
侵入口は一か所とは限らないんですね・・・
それに侵入口って単純に雨漏り箇所のすぐ上じゃない?と思ってしまいますが実際は離れた場所でというケースも・・・
特定するには知識+経験と勘が大事な作業だなと思いました。
弊社は雨漏りの解決団体雨漏り119に加盟しております。
どうぞ雨漏り鑑定士にお気軽にご相談くださいませ。