ゴムシート防水の陸屋根で雨漏りが発生💦部分補修可能なケース
2025年1月21日
👆こちらはアパートの軒天です。
写真中央の模様のようなもの…【雨染み】が出来ています…
軒天は、強風を伴う大雨以外は濡れる事のない場所ですので、
このようなシミを発見したらまず雨漏りを疑います。
調査の結果、
屋上のゴムシートが劣化して雨漏りを招いたものと判明いたしました。
赤〇の部分をご覧ください。
ゴムシート防水の場合、シートとシートのつなぎ目から雨漏りするケースが多いです。
つなぎ目とは、
この写真の場合、中央縦の黒くなっている部分です。
なぜ浮いてくるのかと言いますと。
シート防水自体や接着剤が時間とともに劣化し、接着力が低下しその結果浮きが発生してしまうのです…
この浮き部を放置していると。
そこに雨水が侵入し、水蒸気によって防水層まで浮きがどんどん広がり大掛かりな全面改修が必要よなってしまいます。
今回のケースは浮きが局所的であったため部分補修が可能です。
ご提案した施工方法は、
既設浮き部をカットして新規ゴムシートで補修
では施工写真をご覧ください。
【浮き部をカット】
【新規ゴムシートの裏に接着剤塗布】
【端部テープ貼り】
強力な接着性があり、接着剤の塗りムラがあっても所定の厚みが確保でき雨水の侵入を防げます。
【転圧】
転圧ローラーを使用し、体重をかけるようにゴロゴロと転圧し密着させます。
【ゴムシート保護材塗布・1回目】
ゴムシートを紫外線劣化から守るために保護材を塗り重ねます。
【ゴムシート保護材塗布・2回目】
【完成】
ゴムシート防水は
・下地を選ばずに施工できる
・下地の揺れや亀裂に追従できる
・仕上がりにムラが発生しにくい
・耐久性・耐候性に優れている
・コストが低い
・広い面積を短期間で施工できる
というメリットがあり、マンションやアパートで多く採用されています。
ですが、
ゴムシート防水の陸屋根のメンテナンスを怠ると、
建物内部への雨水の侵入のみならず、建物自体の弱体等深刻な被害を招いてしまいます。
アパート・マンションオーナー様
雨漏りで入居者さまのご迷惑に💦💦
なんてことになる前に!
まずは軒天をご覧になりシミ・剥がれ等を発見したら、
一度建物調査を受けてみてはいかがでしょうか?
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株式会社 村井塗装
木村