西尾市、ベランダ床 FRPの浮き・剥がれ・凹みなどの修繕工事
2025年4月6日
こんにちは!!
先日着工いたしましたM様邸🏠
工事内容はベランダ床防水工事です!
ベランダ床の浮きや剥がれを気にされてお問合せいただきました。
(立上り)
(平場)
現状、トップコートの剥がれと下地のFRPが浮き凹みができていました。
おそらく雨が続いた時、この部分だけいつまでも水が残っていると思います。
凹み部がいつまでも水気を含んでいる状態というのは素材を傷める原因となってしまいます💦
見た目が悪いだけでなく防水性が低下してしまうので早期に修繕する必要があります☝
【FRPが浮く原因】
・下地との密着不足で隙間に空気層ができ、気温の影響を受けて空気が膨張
・施工時に下地に水分が入ったまま施工してしまうとそれが蒸発して膨れる
・トップコートの劣化で水分が侵入する
密着性の低下、下からの水分、経年劣化
これらの原因が考えられます。
【メンテナンス方法】
ただいま施工中のM様邸でご説明いたします!(^^)!
下地のFRPが浮いているの…お分かりでしょうか。
このまま防水工事に入ったら凸凹した仕上がりになってしまいますよね💦💦
防水工事に入る前に一番大事な工程
凸凹を平滑にするために下地調整をいたします!!
FRPはとても硬い素材なのでサンダー等を使用して浮き部を除去します。
カチオン補修により平滑に仕上げます。
カチオンとは、各種下地に対して密着性が高く、耐久性を維持する効果を高めるため、
塗膜防水工事の下地調整ではカチオンが用いられます。
耐摩耗性、防水性、防錆性にも優れており、塗装する際の下地調整にも使用されています。
さ!下地と一体化させ、凹凸を整える作業を終えたら、やっと本来の防水工事に入れます!
今回のケースのように
【浮き】・【湿気】この2つの条件が当てはまる場合は
ウレタン防水(絶縁工法)という工法で仕上げます。
下地と防水層の間に特殊なシートを貼り脱気筒を設ける事で、湿気や水蒸気を効果的に排出する工法です。
(ショールームの展示物)
シート通気緩衝シートを貼ってからたくさんの工程がありますね!!
この工法なら
表面に剥がれがあっても→仕上がりが綺麗!
下地に水分を含んでいても→脱気筒から湿気を逃すので浮きフクレを防げる!
頑丈かつ柔軟性があり、割れにも強い安心な防水層です(^_-)-☆
では下地調整が済んだ後の施工方法をご覧ください!
下地と通気緩衝シートの密着性向上のためプライマーを塗布します。
【通気緩衝シート】
このマス目のあるシートが通気緩衝シートです。
シートの裏側は全て密着するわけではなく凸部と凹部があり、凹部が湿気が通る経路になっています。
【脱気筒設置】
設置場所は、蒸気は上へ逃げるため勾配の高い所へ設置します。
通気緩衝シートから通ってきた湿気は最終的にこの筒から外部に排出されます(^_-)-☆
脱気筒の下はもちろんシートはカットされています😊
そうでなければただの飾りになってしまいますよね😁
この次はウレタン樹脂塗布→トップコート塗布で完成となります。
この工法は工程が多い分、費用も高くなりますが、
一度この防水層を作れば後は約10年位を目安にトップコートの再塗装のみで防水層を紫外線から守る事が出来ます!!
ベランダ床も外壁同様、劣化の放置は雨漏りの原因にもなりかねません。
凹みがあり水たまりがある…
下地が浮いている…
といった症状がある場合は早い段階での修繕を推奨いたします!
ご自宅が今メンテナンス時期なのか?なかなか判断がつきにくいと思います。
弊社には雨漏り鑑定士が在籍しておりますので、それぞれの症状に適した工法をご提案いたします!!
梅雨時期に突入する前に一度無料建物診断を受けてみてはいかがでしょうか(#^.^#)
ライン・DM・メールは24時間受付中です!
どうぞお気軽にお問合せくださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
株式会社 村井塗装
木村