碧南市、築20年外壁トタン釘浮き部補修塗装工事。釘ポンチ打込み
2025年3月25日
こんにちは!
今回はトタン外壁の釘浮きについてです。
👆こちらは先日完工いたしましたT様邸の外壁アップ写真。
トタン外壁はいくつもの釘が木下地に打ち付けられ固定されているのですが、
外壁塗装をするくらいの時期になると
写真のように釘頭が浮いている状態が多々見受けられます。
ではなぜ釘が浮いてくるのか?
<原因>
①経年劣化による錆び
雨にさらされる釘は錆びやすく錆により膨張した釘が釘穴を広げて緩む
②熱による膨張
外気温が高いと金属は熱膨張し、冷えると縮むという変化を繰り返すことで釘が浮く
③施工不良
金具での固定が必要な箇所に釘やビスだけで固定されていたり、下地がない箇所へ打たれている
釘浮きが見られると固定力が弱まってしまいます💦💦
固定力が低下したトタン外壁に隙間がある場合は
雨漏りの原因にもなりかねません。
更に放置を続けていくと、
風圧によってトタン外壁にかかる力が増大し、
釘の浮きを重症化させる原因になります💦
このような原因で広がった釘穴は
水が入りやすくなりますので、下地の状態も悪くなります💦
古い建物で時々グラグラと外れてしまっているのを見ますが、
原因はこれらの症状を経て下地が傷んでしまったと思われます💦
当然ですがこのような状態のままでは塗装は出来ませんし、
釘浮きに気が付いたらメンテナンスをする必要があります!(^^)!
<対策>
・釘頭が浮いてきている場合は、打ち直しをします。
・釘が抜けてしまった場合は新たにステンレス製の釘を使用します。
(余分に釘穴はシーリングを施し塞ぎます)
・錆で穴が大きくなっている場合は釘の代わりに
ステンレス製のビスをドリルで固定し強度を確保します。
<施工>
凹凸の凹みの中にある釘を打ち込みたいのですが、
普通のハンマーではこの隙間が狭すぎて入りません💦
そんなときの救世主!
【釘打ちポンチ】という道具を使用します!
このように先が細くなっているので打ち込みがスムーズにできます。
しっかり釘を打ち込むことで釘穴の隙間を塞ぎ雨水の侵入の心配もナシ!!
その後は塗装による保護✨✨😊
覚えていただけましたか?
トタン外壁の塗装は釘がポイントです!!
トタンを張っている下地【木材】は水を吸う性質がありますから
釘穴から水を侵入させないようにして下地を健全な状態に保ち続けること!!
それがお家全体を長く守る事に繋がるので重要なポイントになるのです!!
トタン外壁のお宅で、釘浮きが気になってきた方はぜひご連絡ください。
高所や狭小部など、普段目につかない場所も無料で建物診断致します。
早めのメンテナンスで大事なお家を守っていきましょう!!
株式会社村井塗装
木村