戸袋・雨戸塗装|施工の流れ
雨戸とは
外に面している窓や縁側に立てる戸板のこと。
暴風・防犯・遮光・目隠しといった目的のために建物の開口部に設置する建具です。
雨風を避け、強風によるガラス割れや飛来物によるサッシ破損などの被害を防ぐだけでなく、
外からの目が気になる時の目隠し効果や、防音効果があるので、
室内外の音が気になる時も役立ちます。
最も多い素材は金属製ですが、和風住宅では木製のものもあります。
メンテナンス方法は、塗装工事です。
雨戸塗装工事の流れ
現状です。
経年劣化により、表面の色褪せといった症状が出てきます。
養生をします。
鉄部以外の塗らない部分にテープを貼り、周りへ飛散しないようビニールで覆います。
3種ケレン(手作業)を施します。
旧塗膜や剥がれをペーパー掛けにて除去し下地を整えます。
汚れのついた下地に塗装をしても付着不良が起き、耐久性が大きく左右されます。塗料の密着を良くする目的もあり、欠かせない工程です。
エポキシ系下塗りを吹付にて塗布します。
下地との密着性をより高めるために塗布します。次に塗る中塗り・上塗りが、しっかりと定着する接着剤のような役割をします。また、劣化した塗装面を補修する効果もあります。
中塗りを吹付にて塗布します。
上塗りを1度塗布しただけでは、吸い込みも止まらないうえ、色ムラができやすく塗料既定の塗膜厚を確保することができないからです。
上塗りを吹付にて塗布します。
中塗り、上塗りと2段階で塗布することで、全体に均一で十分な塗膜厚を確保すること ができ、塗料本来の性能を十分に発揮することが出来ます。
養生を取り、雨戸吹付塗装の完成です。