外壁塗装をする適切な季節は?作業完了までの期間も合わせて解説

2023年2月27日

3月や4月になると新年度になるため、生活環境や身近なものを「一新」したいと思うものです。
なかでも、生活に最も直結する「マイホーム」は、外壁塗装をしたり屋根を交換したりと、工事をする家が多いように感じます。

しかし、3月・4月の「春」は、「本当に外壁塗装に適した季節なのでしょうか?」
また、「春の外壁塗装を予約するなら、どのくらい前から問い合わせたら良いのか?」分かりやすく解説していくので、外壁塗装を検討している方は参考にしてください。

外壁塗装を行う最適な時期は?

外壁塗装は、多くの人から「汚れや色褪せなどを目立ちにくくし、住宅の美観を保つ」ことが目的と考えられています。
しかし本当の目的は、外壁材に防水性や耐熱性を持たせ、風雨や紫外線から保護することなのです。

日本の住宅の80%が使用している外壁材の窯業系サイディングボードは、レンガ柄や木目などデザイン性が豊富で人気があります。
素材は、セメントに繊維質を混ぜたものになるため、「防水性」や「耐熱性」がありません。
このような外壁材に防水性や耐熱性の機能を持たせるために、外壁塗装を行いますが、使用される塗料の耐用年数は10年前後です。
そのため、「外壁塗装は10年サイクルで行うのが良い」と、言われています。

とはいえ、最適な時期は住宅の「立地」や「環境」によって様々です。
また、塗装している既存塗料の種類によっても、再塗装の時期が大きく変わってきます。

家を建てて7年ほど経過したら、外壁の状態を定期的にチェックしてください。
もし、ひび割れやカビ・コケなどを発見したら、専門の業者に点検してもらったほうがいいでしょう。
新築時には、耐用年数の短いアクリル塗料が使用されているケースも多くあります。
もし1度も外壁塗装したことがなければ、5年経過後から、こまめに外壁をチェックすることをオススメします。

外壁塗装を行うには?

外壁塗装を行うための条件として、気温は5〜35℃、湿度は85%以下です。
この条件を守らなければ、塗装剥がれといった施工不良を起こすことになります。
そのため、寒すぎる日や暑すぎる日は、外壁塗装が行えません。

天気が良い普通の日でも、早朝は結露や霧が発生しやすく塗装面が湿っていることが多いので、塗装に適していません。
また、夕方以降は「色の見分け」が判断しにくいので「色ムラ」の原因になりやすく、足元も暗いため危険が伴います。
そのような理由から、外壁塗装は雨の降らない日中に行うのが一般的となります。

外壁塗装してはいけない環境とは?

気象条件が悪いまま外壁塗装を行うと、施工不良が起きてしまいます。
雨や雪が降ると、水分が塗料と混ざり合って垂れてしまい、ムラの原因になります。
湿度が85%を超えるため乾燥不良となりやすく、膨れや白濁化が起こってしまいます。

また、強風の時にも塗装はできません。
外壁塗装は高所での作業が多く、強風時には作業する職人にも危険が伴います。
さらに、塗装後にホコリなどが付着したり塗料が飛散するため、塗装することは難しいでしょう。

外壁塗装を行う 季節ごとのメリット・デメリット

地域にもよりますが、外壁塗装業者の繁忙期は「春」と「秋」です。
やはり、気温に影響される「夏」や「冬」、雨の多い「梅雨時期」は外壁塗装を避ける傾向にあるようです。
ですが、夏や冬が外壁塗装に向いていない季節というわけでもありません。
各シーズン、メリット・デメリットがあります。

春は、湿度・気温ともに最も安定した季節になります。
空気が乾燥しており、塗料の乾きも早いというメリットがあります。
雨も少ないことから、工期が伸びたりすることもありません。

しかし、黄砂や砂埃が多く舞ったり、春雨前線によって雨が続くことがあります。
また、春は繁忙期のため、前もって予約しておかないと施工できない可能性もあります。

梅雨

雨が多く湿度も高いため、工期が伸びやすいのが特徴です。
優良業者は、湿度を管理しながら丁寧に施工するため、雨さえ降らなければ梅雨でも問題なく塗装できます。

閑散期で比較的予約がとりやすく、値引きや割引キャンペーンなどもこの時期に多く見かけます。
しかし、ただ安いだけの悪徳塗装業者に依頼すると施工不良も起こりやすいので、注意が必要です。

夏は、日照時間が長く塗料が乾きやすいので、塗装がしやすい季節です。
ただ、あまり暑くなりすぎると塗膜の中に空気が入り込んでしまい、穴が空いたり剥がれが発生し、耐久性が低下してしまいます。

また、ゲリラ豪雨や夕立といった雨により作業が中断してしまう事もしばしばです。
エアコンを使用できなかったり窓を開けられない日もあるため、小さいお子様やペットのいる方は、業者の方にスケジュールを確認したほうが良いでしょう。

秋は春と同様、空気が乾燥して天気も安定しているため、外壁塗装の人気が高い季節です。
しかし、台風シーズンになるため、工事ができずスケジュールが伸びてしまう事もあります。
秋は、春同様に人気があるため、希望するタイミングで工事に着手することができないケースもあります。
秋の着工をお考えなら、夏前には予約しておくことをオススメします。

冬は雨も少なく空気が乾燥しているので、外壁塗装に適しています。
しかし、気温が5℃以下だったり、霜や積雪の日は工事を行うことができません。
なぜなら塗料は、5℃以下になると硬化しにくくなり、仕上がりが綺麗にならないからです。

冬は、1年の中で最も閑散期となりやすい時期です。
値引きなども交渉しやすいため、常識の範囲内で価格の相談をしてみてもいいでしょう。
9月ごろまでに業者の方に相談すると、年内に終わらせることができると思います。

時期によってはメリットも!

10年に1回、イメージを一新できる外壁塗装ですが、費用は高額になりがちです。
しかし、時期によっては費用を抑えることも可能です。
春や秋といった繁忙期は、業者も見積もり金額を下げてまで工事を請け負うことはありません。
反対に、冬などの閑散期に外壁塗装の時期をずらすと、工事費用を値引きしてもらえる可能性が高くなります。

当然ながら、値引きしたからといって、工事に手を抜くことはありません。
とはいえ、無茶な値引き交渉を行うと、工期を早めたり安めの塗料を使用するしかなくなり、仕上がりに影響する可能性もあります。
業者の心象を悪くしないよう、複数の相見積もりを取ってから値引き交渉するほうがいいでしょう。

外壁塗装を検討してから完了するまで

外壁塗装は、業者に相談してすぐに始められるものではありません。
工事期間は、大体2週間ほどかかります。
その他、現地調査してから相見積もり、契約、塗料や色の選定、工事開始という流れになり、ほとんどの業者が、相談から工事完了まで3ヶ月ほどかかります。

繁忙期になればなるほど、この期間は長くなってしまい、春ごろの工事を検討しているのであれば、1月ごろから見積もり依頼をする必要があります。
ただ、急いでいるからといって優良業者を選ばなければ、せっかくの工事が無駄になってしまいかねません。

外壁塗装は、塗装時期よりも優良業者を選定して、しっかりと塗料や色を選ぶことが重要です。
優良業者なら、時期だけでなく「ご予算」や「目的」など希望を聞いて、相談に乗ってくれるでしょう。

愛知県西尾市で外壁塗装のことなら村井塗装まで

外壁塗装は真夏日や、雨や雪の日、台風や強風でなければ、基本的に1年中行うことができます。
ご自身の希望の時期に目処がついているのなら、その3ヶ月ほど前から業者に相談されると良いでしょう。
急いで訪問業者や悪徳業者に発注すると、時期を考えずに塗装する可能性があります。
そのような場合、塗装剥がれや色ムラなどの不具合が発生し、後から高額な費用を請求されてしまいます。

現在、外壁塗装の時期を検討中であれば、愛知県西尾市でお客様の声がトップクラスで集まる村井塗装にご相談ください。
私たちは、塗装に関する工事だけでなく、住宅の内装リフォームまで幅広くご相談いただけます。
クレジットカード払いや低金利リフォームローンもご利用できるので、お気軽にお問い合わせください。

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