軒天カバー工法
2023年11月23日
こんにちは(^^)
本日は軒天カバー工法についてです。
外壁塗装では、外壁だけではなく軒天の塗装もします。
ただ、既存のボードの状態が良くないときは、
上張り工事(カバー工法)を行うこともあります。
おうちの軒天をまじまじと見たことってありますか?
上の写真のように表面がはがれていたら、
塗装だけでは対処できないことも!
軒天がこのようになる原因は、ずばり雨だそうです。
屋根の下にあるのに??って思いますが、
大雨や横殴りの雨によって、結構さらされている場所なんですね。
そんなときにカバー工法です!
もともとある軒天は剥がさずに、
上から新しいボードを張ります。
(屋根の破損や他の原因による「雨漏り」が原因である場合、
既存の軒天が腐っていたりして、取り除かないといけない場合が
あります。この場合は、既存の軒天を撤去後、新たに軒天を張る張替工事をします。)
張替工事に比べて、カバー工法は工期も短く、費用もお手頃なんだそうです。
では、どんな風に施工されるのでしょうか?
既存の軒天の上から、新しいボードを張ります。
シーリングを打つために養生をします。
シーリング用のプライマーを塗布し、
シーリングを打ち込みます。
シーリングを押さえ、雨水等が入らないように
隙間をしっかりとふさぎます。
ビス穴もしっかりとパテ処理します。
ケレンをして表面を整え、
中塗り、
上塗りをして、
完成です!✨
いかがでしたでしょうか?
おうちの軒天の状態が気になりましたか?
傷みを放っておいたら穴が開いてしまった!
なんてことにもなりかねません。
鳥やハチが軒天内に侵入し、巣を作ってしまう可能性もあります。
もし表面がはがれはじめていても、
カバー工法で対処できれば、下地作成や廃材処理がない分
張替えに比べて工期や費用が抑えられます。
ベニヤ板の軒天はケイカル板のものと比べ、耐久性がそこまで高くはないようです。
できれば、塗装で済む段階で対処したいものです。
塗料には、水分や紫外線からおうちを守る機能があります。
また、軒天の傷みが気になるころは、おうちの外壁もメンテナンスが必要な時期とも言えます。
うちは大丈夫かな…?と気になったかたは、ぜひご検討ください!